愛知県 学費と奨学金を考える会は2019年5月25日、みやぎ奨学金問題ネットワークシンポジウム2019『「奨学金」を「つくり」「変える」 「学歴=債務」社会を乗り越えるために』に、パネリストとして参加しました。
基調報告では、千葉晃平弁護士から、実際にあった日本学生支援機構との裁判についての報告を交えつつ、昨今取り沙汰されている「連帯保証人だけでなく、保証人にまでも全額返還を請求するなどの問題」に対して、問題提起されていました。他にも奨学金の返還当事者の方のお話しや、みやぎ奨学金問題ネットワークで行った活動やアンケートの報告などがあり、充実した集会でした。
そして、私たちが参加したパネルディスカッションでは、「学生・若者の置かれた現状について」と題し、弊会代表の学生の他、高校教員、NPO法人職員、大学教授とさまざまな立場の方々が登壇されました。その中で私たちは、学生の現状や学生が奨学金制度に問題意識を持ち、共に活動していくにはどうしたら良いかなどをお話させていただきました。パネルディスカッションに参加するのは初めてで、不安な部分もありましたが、みやぎ奨学金問題ネットワークの皆様や、パネリストの皆様にもお力添えを頂き、やり遂げることができました。
参加者は50名ほどだったそうですが、そのうち学生が半数ほどを占めていたことに驚きました。私たちも頑張って活動せねばと勇気付けられました。大変実りのあるシンポジウムでした。ご来場いただきました皆様、みやぎ奨学金問題ネットワークの皆様ありがとうございました!