名城大学の講義でプレゼン

 愛知県 学費と奨学金を考える会は2018年7月19日、名城大学経済学部の講義にて発表を行いました。200名ほどの受講生のいる講義で、大学生という同世代へ、同じ立場から奨学金制度について話すという貴重な機会でした。

 今回は、奨学金制度とその問題について、また、私たちの活動の内容などについてお話をさせていただきました。発表の冒頭で、受講生に「 この中で奨学金制度を利用している人はいますか? 」と尋ねたところ、学生の中からいくつか手が上がっていました。最近の値では、日本における奨学金の利用率は 48.9パーセント で、依然として多くの人が奨学金制度を利用しています。

 家族や友人が奨学金を借りているかもしれませんし、結婚する相手が借りている可能性だってあります。奨学金制度の問題は、制度を利用している学生にも、していない学生にも関わってくる問題と言えます。

 今回の発表が、身近にある社会問題のひとつとして目を向けるきっかけになればと思います。